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アンダークラス化する若者たち
ー生活保障をどう立て直すかー
【宮本みち子・佐藤洋作・宮本太郎】
【出版】明石書店(2021/3/15)
【編者】富阪キリスト教センター
【出版】教文館(2020/02/20)
【編著】石井まこと・宮本みち子・阿部誠
【出版】旬報社(2017/11/10)
【編者】宮本みち子・大江守之
【出版】放送大学教育振興会(2017/3/20)
ポスト工業化、経済のグローバル化、少子・高齢化などの社会変動は、人々のくらし、地域社会、仕事の社会を秩序どうけてきた構造を大きく変えつつある。その実態を、家族・親密圏、地域コミュニティにフォーカスして論じ、これからのくらしと社会の新しい地平を展望する。
【編著】鳥越 皓之・金子 勇
【出版】ミネルヴァ書房 (2017/1/20)
現場から理論を創りあげる思考と方法が明快に説かれた参考書。標準的調査法を学んだあと、独自の調査に基づいた観察事実をどう理論化するのか。そこでの工夫とは何か。全篇で、各方面で活躍する多様な属性の研究者が、長年の調査体験からの理論形成の秘訣を明らかにした。これは社会調査方法論を超えた「社会学する」本である。現場で研究する苦労と面白さが語られており、現代社会で「社会学する」の意味と意義が分かる。
【編著】宮本みち子
【出版】岩波書店 (2015/9/18)
ポスト工業化時代の現在、子どもから大人に至るライフコースは個人化・流動化し、多様なリスクが青年を襲うようになった。リスクへの対応力は社会階層によって差があり、若者の二極化につながっている。複合的なリスクを抱える「社会的弱者」としての若者たちをどのように支援すればよいのか。研究者・実践者・自治体職員による多角的な視点から考える。
私たちの生活が国家や企業やその他の大きな力によって他律的にコントロールされないためには、自らが生活をつくっていく力量を身につける必要性がある。本書はそれを生活ガバナンス研究とし、それが問われる代表的な領域として、生活、生活教育、消費者、子ども、若者、高齢期、犯罪、食、住まい、仕事、環境、社会的排除を取り上げて各章で述べる。
【著者】宮本 みち子
【出版】筑摩書房 (2012/02)
若者が幸福なんて誰がいった!若者に関する議論が見落としている点、 それは彼らが社会から見捨てられているという現実である。フリーター、ニートは、 いまだ、甘えた若者と思われがちだが、それは幻想に過ぎない。高校中退し、 アルバイトにさえ就くことができない。家族と離れ、路頭に迷い、ホームレスになる。 どこに助けを求めてよいかわからず、孤立する。そのような若者の急増に対して、 私たちはなにをなすべきか?若者の実態を明らかにし、彼らを孤立させない方法を提示する。
【著者】宮本 みち子
【出版】勁草書房 (2004/03)
「大人になる」過程としてのポスト青年期。「長期化する親への依存」という側面から、 ポスト青年期出現の社会経済的、歴史的意味を検討する。 日本の若者の現状を調査をもとに詳細に分析、新しい若者像・家族像を探る。
【著者】宮本 みち子
【出版】洋泉社 (2002/11)
就職しない、家を出ない、結婚しない―。 社会に参画するチャンスが永遠に持てない膨大な層を生む元凶は、 中高年との膨大な経済・就業格差、自立を促せない親、そして、 いま直面している事態を見ようとしない社会の意識だ!パラサイト・ シングル論ではもはや解明できない、フリーターやひきこもりなどの問題に通底する、 看過しがたい「危機」の本質を、経済学・社会学・家族心理学の視点から指摘、新たな方向性を示唆する。
【著者】ジル ジョーンズ,クレア ウォーレス,Gill Jones, Claire Wallace
【翻訳】宮本 みち子,鈴木 宏
【出版】新評論; 第2版版 (2002/11)
個人と国家の双方の対等な契約関係で生まれる市民社会精神を若者はどの様に獲得して行くのか。 シティズンシップの提唱と青年の自立・権利・義務・責任を英国の若者の実態と照らし合わせながら解明。 96年刊の第2版。